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アイフルの過払い金の返還率は?過払い金請求のデメリットと体験談

アイフルの過払金の返還率は?

最終更新日 2022/05/10

 

企画・執筆・編集者:債務整理相談ナビ 編集部

 
アイフルの過払い金に対する最新の返還率や特徴などについて、2022年4月時点の最新の情報をシェアします。
 
債権者の過払い金に対する対応について、常に最新の情報を知っている弁護士や司法書士といった専門家に相談するのが一番ですが、相談する前の予備知識として、アイフルの過払い金の和解交渉の特徴について知っておくと役に立つと思います。

1.アイフルの過払い金請求への基本的対応について

アイフルの過払い金請求への基本的対応について
アイフルはアコムやプロミスなどと異なり、銀行の傘下に入っていない独立系の最大の貸金業者(消費者金融)です。
 
銀行の傘下に入っていないため資金力が脆弱ということから、アイフルの過払い金返済の基本的対応は、他の大手貸金業者に比べると比較的厳しく、長期化する傾向にあります。
 
このことは、弁護士事務所や司法書士事務所のホームページでも実例として記載されています。

 

アイフルは、様々な争点を持ち出してきては、裁判の回数を増やして、引き延ばしを図ろうとする傾向が非常に強い会社です。
当事務所では、これまでアイフルを相手に数多く裁判を起こしており、最初の裁判所(第一審)でこちらの請求がすべて認められた判決が出ても、アイフルは、これまで全件、控訴という不服申し立てをしてきています。
このため、「裁判で全額回収する」という方針で進めていく場合には、ご依頼から実際に過払い金を回収するまでは1年ほどは見ていただく必要があります。

 

アイフルの過払い金返還請求への対応は、かなり悪いです。
訴訟(裁判)外での交渉では、過払い金の2~3割程度の返還を提示してきます。
過払い金の満額あるいは満額に近い金額を取り戻すためには、訴訟(裁判)をすることが不可欠です。

 
 

アイフルへの過払い金請求の最大の特徴は、大手の消費者金融の中で、過払い金返還請求に対する抵抗が最も激しい会社であるということです。
アコムやプロミス、レイクなどと比べても、裁判を起こした後もなかなか交渉で金額が上がってこないため、最初の裁判所まで判決まで争い、さらに控訴審という次の裁判所まで裁判が続くケースが非常に多くなっています。

 

経営状況から、アイフルに対する過払い金返還請求は、消費者金融業者に対する過払い金返還請求の中でも特に厳しいものとされています。つまり、過払い金の返還を請求したとしても、満足できる金額を迅速に支払ってもらえるという状況にはありません。
 
過払い金返還請求をする場合には、まず、アイフルと任意の交渉をすることになりますが、請求する過払い金の100%を支払ってくると可能性は極めて低い状況です。任意で交渉をして和解をする場合には、アイフルの提示額は過払い金の30~60%程度といわれています。また、その場合でも、返金までの期間は3~8か月程度かかるようです。

 
アイフルは平成21年に事業再生ADRの申請を行っており、一時は経営状態も良いとは言えませんでしたが、過払い金請求が落ち着いてきた近年では、資金状態も回復傾向にあるようです。
ですが、銀行傘下にある消費者金融と比べると、やはり過払い金交渉がスムーズとは言えないでしょう。

 

アイフルの過払い金請求への基本的対応◎アイフルの経営基盤は不安定で、過払い金交渉は非常に厳しい状況です。特に和解交渉では、過払い金の半分も戻らないことも多く、しっかりと返済してもらうためには、裁判での交渉が不可欠となっています。

2.アイフルの過払い金の返還率と返還までの期間は?

アイフルの過払い金請求の返還率と返還前の期間
アイフルの過払い金の対応は、繰り返しになりますが、他の大手貸金業者に比べると比較的厳しく、長期化する傾向にあります。
 
ですから、専門家とよく相談し、戻る過払い金が少なくてもアイフルとの和解交渉で早期解決を図るのか、裁判訴訟で長期戦でより多くの返還を考えるのかを決める必要があります。

和解交渉 裁判
過払い金返還率 〜60%前後 〜100%前後
返還までの期間 2ヶ月程度〜 8ヶ月程度〜

話し合いによる交渉か、裁判で過払い金の返還期間(お金が返ってくるまでの期間)や返還率(過払い金に対して返ってくるお金の割合)が決まります。
裁判をすると、過払い金の返還期間は長くなりますが、過払い金の返還率は高くなって、過払い金の元本に対する利息も取り戻せる可能性があります。
 
アイフルは、消費者金融の大手で過払い金請求の対応を多く経験しているので、話し合いや裁判においてアイフルが有利な立場となるように交渉をしてきます。
過払い金請求を自分ですると、交渉が長くなったり、取り戻せる過払い金の金額が少なくなるので、できるだけ短い期間で多くのお金を取り戻したいなら、アイフルと交渉経験が豊富な弁護士や司法書士に依頼するべきです。

 

アイフルの過払い金請求の返還率◎過払い金の〜60%程度の返還で早期解決するのか、裁判を行い長期戦で過払い金の100%返還を求めるかを決める必要があります。どちらにするか専門家と相談して決めることになります。

 

3.アイフルに過払い金請求をするデメリットとは?

アイフルに過払い金を請求するに当たってのメリットは、払い過ぎた利息が戻り、返済中の借金を減らせることでしょう。
 
反対に、アイフルに過払い金を請求することによるデメリットもあるので、知っておきましょう。

3−1 アイフルから借り入れができなくなる

アイフルに対して過払い金請求をすると、アイフルから新規借り入れはできなくなります
 
アイフルが独自に保有する顧客情報に社内ブラックに載る恐れがあり、無期限で新規借り入れは困難になります。このブラックはあくまでアイフルの中のみであり、他の貸金業者からの借り入れは可能ですので、もし借り入れが必要になった際は。アイフル以外の会社を利用することになります。

3−2 ブラックリストに載る可能性がある

次項で記述しますが、通常、過払い金請求によってブラックリストに記録されることはありません。
基本的に以下の人は心配ありません。

・借金を完済している人
・現時点で借金が残っている場合でも、手続きをした結果過払い金のほうが多く、債務がなくなる人

注意したいのが、以下の方です。

・アイフルの借入残高が過払い金額を上回る人。

 
つまり、借金が残りそうな状態で過払い金請求すると、ブラックリストに載る恐れがあります。
 
過払い金請求後でも借金が残ってしまうと、返還された過払い金が返済分に充当され、借金の減額を目的とした「任意整理」の手続きが行われてしまうからです。
 
債務整理が行われると、信用情報機関に5年間事故情報(ブラックリスト)として記録されてしまいます。
 
返済中の借金について過払い金請求を行う場合には、ブラックリストに掲載されるリスクを良く理解し、どのタイミングで過払い金請求を行えば良いのか弁護士などの専門家に相談した上で実行しましょう。

 

4.過払い金請求するとブラックになる?

過払い金請求すると、ブラックリストに載ってしまうか不安になる方もいると思いますが、前述した通り、基本的に過払い金請求ではブラックになりません
 
以前は過払い金請求を行うことで「契約見直し」という情報が信用情報に登録されることがありましたが、2010年4月19日に廃止にされました。ですので、安心して過払い金請求することができます。
 
ただし、前項2−2に記載の通り、「借金が残ってしまう」など特定の条件下ではブラックになります。詳しくは前項のデメリットをご覧ください。

 

5.アイフルの過払い金があるかどうかの判断基準は?

アイフルは、2007年8月1日に金利を見直しています。2007年8月1日までは、最大で金利は、28.835%で貸していて違法な高金利でした。
 
2007年7月31日以前にアイフルから借り入れをしていれば、過払い金が発生している可能性が非常に高いです。
 
また、8月1日で金利を見直していても、従来から貸している人には、そのまま金利を変更せずに、違法に高い金利で利息の支払いをさせていることも多いようです。この場合も過払い金請求ができる可能性があります。
 
また、アイフルと吸収合併した「ライフ」についても過払い金が発生していればアイフルに請求することができます。ライフは27.74%と、利息制限法が定める20%の金利よりも高い金利で貸し付けを行っていましたが、2006年12月1日に、上限金利を20%以内へ変更しました。
 
よって、2006年11月30日以前にライフから借り入れをしていれば、過払い金が発生している可能性が非常に高いです。
 
まとめますと、以下のようになります。

 
【アイフルに過払い金請求できる可能性がある条件】

アイフル 2007年7月31日以前に借入
ライフ 2006年11月30日以前に借入

消費者金融業界も合併吸収を繰り返して、既に名前がなくなってしまった会社も多くあるのでどこに過払い金請求をすれば良いの分かりにくいですよね。専門家はどの会社に請求すればいいか、条件は何かを知っていますので、悩まずに弁護士や司法書士に相談してみると良いでしょう。

 

6.アイフルの過払い金交渉の和解交渉スケジュール


弁護士・司法書士に正式に依頼をすれば、すべて専門家が行ってくれますが、どういう手続とスケジュール感なのかも知っておくといいと思います。

6−1 アイフルの取引履歴を取り寄せる

しっかりとした借入日、借入期間、借入金利などを把握していないと、交渉することができませんので、まずは、詳細なアイフルからの借入情報(取引履歴)を入手します。
 
通常、取引履歴の開示請求を行ってから3週間から4週間で入手できます。アイフルは、取引履歴を取り寄せるのも時間がかかりますが、遅れてもしっかりと送られてくるので安心してください。

6−2 過払い金の引き直し計算する

取引履歴をもとに、過払い金が発生しているかどうかを計算します。現在もまだ返済をしている場合も、過払い金の金額次第では、今後の返済も不要になることもあります。

6−3 過払い金返還請求書を通知する

過払い金が発生していれば、アイフルに過払い金返還請求書を郵送し、アイフルからの連絡を待ちます。通常、2〜3週間で連絡があり、どれくらいの金額を返還するのか回答が来ます。

6−4 和解交渉開始

アイフルからの回答をもとに、和解交渉を開始。アイフル側もできるだけ返還する金額は少なくしたいので、ここでの交渉が非常に大切になりますが、何度もお話しているとおり、和解交渉は非常に厳しい交渉になり、半分返ってくればいいほうです。

6−5 過払い金返還請求訴訟開始

和解交渉で妥結した金額で納得が行かない場合は、訴訟を起こし、裁判で決着をつけます。裁判になれば、ほぼ過払い金の100%が返ってきます。しかし、アイフル側も控訴をするので、判決には1年以上かかることもあります。

6−6 過払い金返還

和解交渉、裁判いずれかの方法で妥結した過払い金が返還されます。おおよそ、1ヶ月から2ヶ月で返還されます。
 

7.過払い金を請求できなくなるケースとは?

注意したい点として、過払金があったとしても、アイフルに過払い金を請求できない、または請求が困難になるケースもあります。

7−1 過払い金の時効が成立している

2007年7月31日以前にアイフルに、または2006年11月30日以前にライフに借り入れをして、過払金が発生していたとしても、過払い金の返還を請求できる権利は、最後の取引から10年経つと時効が成立し消滅してしまいます。
 
基本的に最後の取引=完済日となることが多いので、アイフルの借金を返し終わってから10年が経過すると過払い金を取り戻せなくなる可能性が高いと考えて良いでしょう。
 
最後の取引日は取引履歴により確認することができます。過払い金があるかどうか、多くの専門家は無料で確認してくれます。

7−2 示談書で過払い金の権利を失っている場合

返済が厳しい場合、アイフルからの提示により利息のカットや毎月の返済額の減額をしてもらう示談書を取り交わす頃があります。
 
その示談書に「アイフルとの間に何らの債権債務関係のないことを確認する」などの内容が記載されていると、過払い金請求の権利を放棄することに同意したとみなされ、過払い金請求を行うことは難しくなります

7−3 アイフルが倒産した場合

アイフルが倒産した場合は過払い金の請求ができなくなってしまいます
 
アイフルは、2009年に事業再生ADRを申請し、一時は倒産の可能性も騒がれていましたが、近年は過払い金請求も落ち着き、経営状態は安定しています。
しかし、アイフルはバックに銀行が付いてない分、他の大手消費者金融と比べて倒産リスクも高いので、過払い金請求を考えている方は早めに行動しておいた方が良いでしょう。

 

8.アイフルの過払い金の注意点

アイフルの過払い金交渉は、非常に厳しいです。返還額が、和解と訴訟では、大きな隔たりがあるため、時間がかかっても訴訟を選ぶ方が多いようです。半分でも早く返して欲しいという場合は、専門家に任せるようにしましょう。
 
また、アイフルは、ゼロ和解に注意が必要です。
どういうことかといいますと、電話で取引履歴を取り寄せる際、まだ返済が残っている場合は、「もう返済はしなくていいので、訴訟など起こさないでください!」などと言われることがあります。
また、アイフル側から直接過払い金の交渉を持ちかけてくることもあります。その場合の提示額は、「発生している過払い金の10%」が基本のようです。
 
しかし、こういったゼロ和解や過払い金の提案は、余計に利息を支払ってきたという証拠です。
その場で承諾してしまうと大きく損をしてしまいます。しっかりと専門家に相談して今後の行動を決めると良いでしょう、

9.アイフルの過払金に関するSNSの口コミや評判

アイフルの過払金に関する口コミや評判などをまとめました。
基本的に、twitterなどの口コミは良い話より悪い話が多い事は理解した上で、参考にして下さい。

9−1 対応が迅速


アイフルHPやLINEでチャットサービスを利用できますが、オペレーターの対応も迅速だったとのことです。

9−2 取引履歴開示にデメリットはない

 
取引履歴開示請求しても信用情報に特に影響はなく、不利な情報が掲載されることはありませんので安心してください。

9−3 手続きの苦労が少ない


完済後はもう関わりたくはないと思う方もいるとは思いますが、専門家に依頼すれば大きな手間は掛かりません。

9−4 完全敗訴なのに控訴してくる

アイフルは少しでも返還額を少なくしようとするので、過払い金返還されるまでが長くなりがちです。大手消費者金融の中でも、もっとも専門家にお願いすべき会社だと言えるでしょう。

10.アイフルの過払い金の返還実績

アイフルが計上している「利息返還損失引当金」の取崩額を知ることで、最大でどれくらいの過払金が発生する可能性があるかがわかります。
実際にどの程度過払い金を返還しているかどうかの詳細は分かりませんが、引当金でどの程度過払金が請求されうるかを知ることができます。

 

2021年 2020年 2019年 2018年
利息返還損失引当金 130億円 160億円 143億円 253億円

 

11.まとめ

2022年時点では、アイフルの過払い金の和解交渉は、非常に厳しく、和解交渉では、過払い金の半分程度戻ってくればいい方だと思われます。
 
裁判までいけば、過払い金が返還されるまでの時間はかかりますが、過払い金の100%程度返還されるので。どうしたいのか専門家をしっかりと相談して今後の方針を決めてください。
 
アイフルとの交渉を何度もしたことのある、債務整理の実績が多い弁護士・司法書士に相談することを強くおすすめします。

 

12.他の消費者金融の過払金の返還率は?

アコムとプロミスの過払金返還率と返還請求のデメリット等については、こちらの記事を参考にしてください。

13.当サイトおすすめの債務整理で人気専門家ランキング

この記事の執筆者

債務整理相談ナビ編集部

本記事は債務整理相談ナビを運営する株式会社cielo azul編集部が企画・執筆・編集を行いました。

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